2017年07月10日

「クラウゼヴィッツの正しい読み方」

もじゃもじゃです!
「クラウゼビッツの正しい読み方」 ベアトリス・ホイザー著をようやく読了。

本書は戦略学の聖書的な存在(ベーシックという意味で)のクラウゼヴィッツの「戦争論」の入門書である。
「戦争論」は後の戦略学に多大な影響を与えた様々なコンセプト(三位一体や重心、エスカレーション等)を提示している。そのコンセプトが後代にどのような影響を与えているのか、どのように解釈されているのかが、よくわかる。戦争論は19世紀初頭に出版されたが、現在でも大きな影響を与えているようだ。

本書は入門書的な位置づけではあるが、一般の人にはややハードルが高いかもしれない。私のように「戦争論」を最後まで読み切ったことがなく、他書から「戦争論」のエッセンスを知った人間にはちょっと難しかった。
しかし、せめてレクラム版「戦争論」くらいは読むか、という気にはさせてくれた。

興味のある方はアマゾンの書評をご参照ください。

「クラウゼヴィッツの正しい読み方」









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Posted by もじゃもじゃ  at 11:28 │Comments(0)◎戦略関連

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