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Posted by ミリタリーブログ  at 

2015年12月29日

またもや惨敗!PMC 

冬休みってなに?のもじゃもじゃです!

さて、先日行われた横浜PCM最後のPMCですが、90枚にも届かない情けない結果でしたface07
今回も練習不足で臨んだ為無欲だったのか、運営スタッフでバタバタしていたせいか、本番では全く緊張しませんでした。
なのに成績は今一つ。適度な緊張は必要ですね・・・。

唯一残念だったのは、7mアンビ ウィークハンドを左から撃ち始めてしまったこと。
それまでは、右から撃っていたのですが、何故か間違えてしまいました。
身についてないって事ですね。

この成績を今の地力として、練習によって何枚か上乗せできると考えても、名人になるには日ごろの練習から満射もしくは94~95枚は撃てなくてはいけないのかな~?



  

Posted by もじゃもじゃ  at 12:30Comments(0)◎シューティングマッチ

2015年12月17日

PMC練習!のはずが・・・



セクスィ~なサンタに遭遇したもじゃもじゃです!

なかなか日曜日に休めないJANPSシューターが平日に練習しようと、赤羽フロンティアさんのシューティングレンジに集合。
5日後に迫ったPMCに向け8センチプレートで白熱の練習を行いました。

いや、実は白熱したのは舌戦だけ(笑)
おーちゃん持参のマルイG34やら、レンタルガンのCZP09やらで盛り上がり、あまりプレートは撃たず(笑)

私はと言えば、グロックG26ベースのカップガンが、突如撃てなくなるトラブル。
バラシてみると、アウターバレル基部の破損とトリガーストローク短縮パーツ破損のダブルパンチ!face04
ま、本番前にトラブルが出て良かったとは言え、当然練習はできず、G34やらP09を撃っておりました。
P09は参加の4様も気に入った様子で、練習帰りのフロンティアさん探訪で二人で在庫チェックface02

私的にはちょっと締まらない練習会でしたが、2016年JANPSに向けて定期的に練習をしていきたいと思います。
なんだか知らない間にチーム名とかついているしな~





  

Posted by もじゃもじゃ  at 12:30Comments(2)JANPS◎シューティングマッチグロック◎Gun

2015年12月09日

「自滅する中国 なぜ世界帝国になれないのか」

「自滅する中国 なぜ世界帝国になれないのか」エドワード・ルトワック著 奥山真司監訳

もじゃもじゃです!
今回は反中派の人が泣いて喜びそうなタイトルの本をご紹介。

ただ、この本はバリバリの現役戦略家が書いた戦略本であり、巷にあふれる反中意識を煽るような安易な本ではありません。
著者ルトワック氏は、ワシントンのシンクタンクCSISの上級アドバイザー。
ホワイトハウスの国家安全保障会議のメンバーも務めたこともある文武両道の実務派。
氏自身が中東戦争への従軍経験があり、今でもアドバイザーとして危険な現場へ出向く事もある。
氏の名声は著書「戦略論」によるところが大きく、「戦略論」は世界各国の戦略教育現場で必読書となっている。

さて、本書の内容を簡単にまとめると、

①増大する中国のパワー(経済力・軍事力・国際的発言力)に対する近隣諸国含めた他国の警戒姿勢が強まる。
・中国の年率8%のGDP成長率、ほぼ同じ程度の軍事費の増加を背景に中国は国際的存在感を増してきた。
・2009年までは中国は「平和的に台頭」していたが、2010年の経済危機を境に、他国に対して傲慢な姿勢をあからさまにし始めた。
日本、フィリピン、ベトナムとの施設や領土を巡る紛争。最近では南シナ海の埋め立て問題等。
・この動きに対して米軍の中東から太平洋へのシフト、日本を含む近隣諸国の防衛的協力体制の構築。(例えば、日本がベトナムに資金援助を行いベトナムがロシア製潜水艦を購入、ロシア製潜水艦をすでに使用しているインドが潜水艦経験の浅いベトナムに対して自国の基地を使用した教育を提供)
が行われている。
・オーストラリアは、(経済的に中国への依存度が高いにも関わらず)日本を含め積極的にアジア各国との(対中)連携を強めている。

②その状況を正確に把握できない中国の「大国自閉症」
・中国の傲慢な行動・発言に対して、既に各国から非難の声や態度は明確になっているが、中国はその方針を改めない。
・また国際社会での経験も浅く、外国への敵意も強い為、正しく状況認識ができない。
・また、中国には独自の「天下思想」があり、中国を中心とした強固な世界観がある。
 天下思想の下では、世界は中国を中心に回っており、他の国々は(アメリカも含めて)中国の足元にも及ばないという意識が強い。
・歴史的名著である「孫子」等の戦略思想が指導者層に根付いており、「欺瞞」や「策略」によって中国に不利な状況も切り抜けられると思っている。

③独自に組織の利益を追求する中国
・中国人民解放軍は経済成長率にみあった軍拡路線を歩んでおり、一般人民からも支持されている。その為、軍拡路線を止める
 事ができない。人民解放軍は共産党の政策に対して大きな影響力を有している。
・また、人民解放軍以外の実行力をもつ下部組織、「漁政」や「海監」(いずれも大型の艦船を保有し中国の領海での利益保護を目的とする政府の組織)等が、自らの組織の拡大のため(中央の意志をそむくような)
横暴な行動を外国に対して行っている。その結果、ますます近隣諸国が警戒を強めている。


④結論と予測
・中国が8%近い経済成長を続ける限りは、パワーの増大に伴う中国の傲慢な行動は続く。
・中国はあらゆる分野で力を急激につけてきている。であるがゆえに、ここでいきなり控えめな対外政策を採用するのは【無理】である。
・中国の急速な経済成長は軍事費の急速な増加を可能にしている。であるがゆえに、軍事費を減らすのは【無理】である。
・人民解放軍が官僚制度の普遍的な性質を克服して、自分たちの縮小を受け入れるのは【無理】である。
・軍が無能であったために恥をかいたという過去があるため、軍事力の一方的な放棄(を受け入れるのは)は、中国の国民の世論には【無理】である。
・中国が核保有国である為「戦争」という手段ではなく、経済的な制裁(燃料や原材料の輸出禁止措置)によって経済成長率を4%程度に落とすことが有効な対策である。

以上、300ページを超える本書の要点をまとめたつもりである。
本書はルトワックの「戦略」思想がベースになっているので、難物である氏の「戦略論」を理解する為の副読本としての価値もあると思う。

気になる方はアマゾンの書評などもご参考に。
http://www.amazon.co.jp/%E8%87%AA%E6%BB%85%E3%81%99%E3%82%8B%E4%B8%AD%E5%9B%BD-%E3%82%A8%E3%83%89%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%83%E3%82%AF/dp/4829505907/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1448788306&sr=8-2&keywords=%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%83%E3%82%AF



  

Posted by もじゃもじゃ  at 12:30Comments(0)◎戦略関連