2016年06月16日

恐るべし!ホンダHRC

夕方に秋葉をうろついて、腰が痛いもじゃもじゃです!

イタリアのムジェロでホンダは屈辱的な負け方をした。
最終ラップの最終コーナーの立ち上がり加速で、ヤマハに負け、優勝をさらわれたのだ。
最初にコーナーに入ったのはホンダのマルケス。インを刺そうとするヤマハのロレンゾを抑えた。
この時点で普通は先にコーナーに入った者の勝ちである。
なぜならば、後からコーナーに入ったライダーよりも先に加速できるから。
しかもライダーは、自在にバイクを操る天才マルケス。多少タイヤが滑ろうが、跳ねようがかまわずアクセルを開けるライダー。
それが、ヤマハに負けたのだ。
恐るべし!ホンダHRC


もじゃもじゃ、1983年からGPをウォッチしているが、NS登場以降、ホンダがヤマハに加速で負けるなんて見たことがない。
ホンダはエンジン命のメーカーである。パワー至上主義のワークスである。
確かにホンダは今シーズン苦戦していたが、ムジェロでの加速合戦での敗北は、おそらくホンダ内部で相当の衝撃だったと思う。

しかし、2週間後のスペイン カタルニアGPで、ホンダのマルケスが見事にポールポジション。
新型のフレームを導入、おそらくエンジンの電子制御にも相当手をいれてきたと思われる。
今までコーナーの進入で暴れまくっていたミシュランのリアタイアは、ホッピング程度に収まり(マルケスにすれば普通になった)
ストレートでのトップスピードも、ドカティには敵わないが、ヤマハと遜色のないレベルまで回復している。
通常、GPには1か月の夏休みがあり、この期間に劣勢の時のホンダは体制を立て直してくる。
それが、今回はたったの2週間である。恐るべしホンダ!

現在のレギュレーションではエンジンそのものは手を入れられない。ホンダはカタルニアの前にはこのレギュレーションにケチを
つけていたのだ。ホンダがケチをつけるというのは、レギュレーションを変えるかもしれないぞ、ということ(脅し)である。
そこまで、ホンダは苦しんでいたというのに・・・。

実際にどこに手を入れたのかは、シーズンが終わってみないとわからない。シーズンが終われば、HRCの副社長の中本修平さんが
ざっくばらんに語ってくれるだろう。
次戦は伝統のオランダ アッセンGP。ホンダの進化が恐ろしい・・・・

恐るべし!ホンダHRC


ホンダのNo2ペドロサ。侍ヘルメットがかっこいい!
No2とか書かせないでほしいライダーである。





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Posted by もじゃもじゃ  at 11:29 │Comments(0)◎バイクMotoGP

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